弊社では、金属加工を面白おかしく知ってもらう為に、金属チャンネルというユーチューブチャンネルを不定期に運営していますが、その過程で行った加工の一部を紹介したいと思います。
ターレット加工
これは、ギザギザの加工をする事で滑りにくく持ち手として加工したりする方法です。
回転しながら、軸に、凹凸のある加工をする感じです。
加工する刃の角度を見るとそれぞれが左右に流れている刃が当たる事で、×印の集合体のような加工が可能になります。
テーパー加工
これは、斜めに削っていく加工をテーパー加工と呼びます。
簡単そうに見えますが、綺麗に斜めに加工する為には、刃を当てて、ずらしていく必要がありますが、刃の当て方を失敗すると、角度が途中から変わってしまったりしてしまいます。
また斜めに加工する過程であえて角度を変えたりも場合によっては行います。
それも、経験と勘が無いと思った形にならないなど、失敗してしまいます。
また、画像では手動で行っていますが、数値を機械に入力する事で全部自動で行う場合もあります。
その場合は、経験などはあまり関係なく綺麗に加工できますが、
理屈を理解しておかないと、どういう数値を入力すればいいのかが分からない為やはり、自動の加工機械であっても、経験や知識は必ず必要と言えます。
この画像ではまだ、ただの棒が亜あるだけの様に見えますね。
また、広い平らな面も、テーパー加工する前なので、粗削りの状態です。
これを綺麗に削ると以下のように完成します。
広い面も緩やかな傾斜が付いています。
ただの鉄の棒だった所も、斜めにしっかり尖った形状に加工できています。
テーパー加工を動画で見てみましょう
手動で加工しているのが分かります。
加工にかかる力はものすごい力が加わりますので、大変危険な作業ではありますが、操作をしている動きはとても繊細なのが分かると思います。
滑らかな刃の移動
今回は、ターレット加工と、テーパー加工を紹介しました。
